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漱石と森脇真末味とエンドウ講座@tgg

今日は日帰り東京出張で、その機内で
故あって、夏目漱石「倫敦塔・幻影の盾」(新潮文庫、初版は昭和27年)を読んでおりました・・・
(古本で120円)

20日夜、遠藤講座@tggで、レビューと批評と・・・
とにかくそういうなんちゅうかモノを書くこととアート活動ちゃ何処か違うんやろうか、と考えておったら、
この文庫の中に漱石が自分は「文士」ではなく「学者」だとか書いてるくだりがあるのに
でくわしたとです。

今の日本で千円札になって日々お世話になっている漱石さんが
文学者・小説家でないと誰が思いましょうか。
でも彼は当時そう感じておられたわけですよね?
それってなぜでしょう。当時の「文壇」の問題でしょうか。

さらに、この文庫、「倫敦塔」「カーライル博物館」「幻影の盾」ほか
欧州的気配な珠玉短編満載なのですけど、
巻末に載っている「趣味の遺伝」が、もうタマランとです。
(昔読んだハズですが、いま読むと全然違うんですね〜)

そして、私が、それを読んだのは、先に「解説」で
この一編が凄いという趣旨の文章があったからなんです。
その解説、書いているのは、伊藤整です。
あああ。解説=レビューなのか、いや・・・・!?

昨日のレビューと批評の話が
アタマをぐるぐる。

さらに、実は、エンドウ講座に先立つ日曜に
ハヤカワコミック文庫として再登場した森脇真末味「おんなのこ物語」を読んだとこだったのです。

知ってるかたは知ってる(あたりまえ)でしょうが
このマンガは、おんなのこ、の話ではなく、あるロックバンドの話です。
いや実は主題となっているのは、バンドの話というか、表現者の問題というか・・・

ともかく、ここの中にも「まったく別の音楽を作ること」とか
「音から離れない」とか「文章で論ずること」とか
「ヤツに合わせる」「時代の流れ」「売れる」とか、
まあ、いわゆるキーワードが けっこう出てくるんですよ。
いやー、古びないですね、名作は。
(しかも、文庫版にあたって、描き下ろし付きですぜ、たまりません)

話がどんどんそれてゆきますが
これはブログであって
レビューでも批評でもないからイイことにしよう。

ハヤカワさん、「緑茶夢」も出してくれるかなー
(いやもちろんコミックスで持ってますけどね)
発表された順番的にはこっちが先なんだもんね

それたついでにどんどん書いてしまおう。
ハヤカワは、森脇さんのSF・ミステリー系も文庫で出してくれてマス!
やっぱりハヤカワ!! エライ!!

ハヤカワコミック文庫、森脇さん以外のラインナップがまた凄い。
吾妻ひでお、清原なつの、北原文野、坂田靖子、佐藤史生、とり・みき、ふくやまけいこ に、
水樹和佳子(あれ、このひと、子があったんですっけ? 途中から?)。
すみません、横山えいじ、ってかただけは知らないけど・・・

ということで、話が飛びまくってスミマセン。
3月のハヤカワコミックは「おんなのこ物語」3巻(完結)と、
清原なつの「花岡ちゃんの夏休み」です。

宣伝しちゃった。
リバレインに本屋さん、欲しいなあ〜
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by mcp_fukuoka | 2006-02-21 23:47 | m_s diary