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アジトリ(第4回福岡アジア美術トリエンナーレ2009またはFT4)いちにちめ

アジ美のひとは「福岡トリエンナーレ」または「FT4」と呼びたいようですが、やはり地元は「アジトリ」と呼びます。
以下、Art Mania Fukuokaブログから転載
http://artmaniafukuoka.blogspot.com/2009/09/repoft4.html





おっそろしい人出だったプレビューと開会式の翌朝、初日9/5はイベントがもりだくさんでした。以下miyamotoによるレポ

まず午前中は、西京人(小沢剛、チェン・シャオション。キムホンソクはスカイプ参加)による、ゆるいながらも挑戦的なアーティストトーク。
「そもそも大型展覧会などで、アーティストを国別に分けることは無意味だ」「5部作で完結」「次が最後で教育をテーマにしたものになる」
展示は、アジ美から数分の「冷泉荘」にて


博多リバレイン5F(アジ美は7-8F)では 元祖かえっこ(藤浩志自身が登場!)


15時すぎから、ホァン・ヨン・ピンによるアーティストトーク。
1980年代の「アモイ・ダダ」以降の自作を通訳付きで解説


1991年の福岡での展示には個人的に関わっていた。それから18年。
この間の、アジアアート(特にチャイナアート)大躍進のなかで、天安門事件逆風の頃と変わらぬ緊張感を保ち続ける、ホァンさん。身なりも佇まいも当時と変わらず、しかし信念はますます強固になっているようです。
「マーケットがアートを作るのではない」「その作家がホンモノからどうか、1−2年で判断してはいけない」「いちばん大変なのは外からの逆風ではなくて、自分自身を律すること」などという彼の言葉に、身体が震えるようでした。私自身はホァンさんの話がこの福岡で聞けたということが、このトリエンナーレでの一番大きな印象になるでしょう。

17時ごろ、館内は賑やかに。野村誠のオリジナル曲「福岡アジア美術トリエンナーレ」演奏。高取中学校吹奏楽部とともに。(壁画は淺井裕介)


ひきつづいてマカラのパレード。カンボジアのリアン・セコン。アジ美を出て、商店街を練り歩く。


18時半から、天神の「三菱地所アルティアム」でマイケル・リン個展のオープニング。こちらも関係者多数来場。

by mcp_fukuoka | 2009-09-06 08:07 | art info/repo